舌下免疫療法スタート

子供のアレルギー治療のために舌下免疫療法をはじめる。
いつまで続くかわからないけれど、今後の変化の経過を記録としてメモ。

◇きっかけ
アレルギー性鼻炎が数年来よくない。耳鼻科で薦められたこともあり、QOLを上げる可能性があるならば、できることはやっておこうと考えた。4~5年かかる気の長い療法とのことだが、今後、中高生になり、なるべく勉強も集中してできる状態が望ましい。また、体のどこかに炎症が常に起こっている状態というのは器質的にも気質的にも良いとはいえない影響も考えられる。これまで幼少期の重要な成長期は過ぎてしまってはいるが、あとになるほどロスは大きくなるのでここで試してみる。

 

◇アレルギー症状の主な履歴
引っ越しと幼稚園に通い始めたころから慢性鼻炎発症。

年中の頃は、就寝時は鼻がつまって息が詰まり、目が覚める。

年長で食物アレルギーで呼吸困難を起こす。

宿泊先で鼻炎の悪化させることがあったが、

小1で泊まり先で気管支喘息発症、SpO2 85~91 脈拍141が常時となりぐったり、緊急入院。
小1、小3、現在も特異IgE1000以上。

シングレア、キプレスの適切な服用で、鼻炎や喘息のひどい発作は避けられている。

喘息だけでなく慢性鼻炎が目に見えてよくなり驚いた。

 

◇療法スタートにあたって

現在、できる舌下免疫療法はスギとダニ(ハウスダスト)とのことで、まずはスギからはじめることになった。
子供のアレルギー反応はダニがクラス5、スギがクラス4なのだが、スギは飛散シーズンにはじめることができず12月までにスタートさせなくてはならないため。

また、ダニへの反応が強いため、副反応の出方が緩いスギからテスト運用する。
スギが順調に運用できていれば、1か月後にダニをスタートさせる。ダニをはじめたり薬のレベルを上げると、副作用があるかもしれない。

 

◇数か月たって想定されること

スギはもともと飛散シーズンに目立ってひどくならないので、スギに対しては効果を強く感じることはないのではないだろうか。
ダニについては3~4か月後に、効果が出始めてほしい。順調に続けることができたならば、はやくて2021年2月以降。

 

◇実際の服用後

初回はのどに違和感が数時間続いたが、目立った異変はなかった。違和感があったならば、今後1分舌の下においたら、吐き出してもよいとのことだった。

2日目:服用による目立った変化なし。